部屋のビニールクロス(壁紙)が汚れたりしたら。。。
「貼り替えを!」
と思いますよね?
ワタシもそう思いますw
ところが!
ビニールクロスって塗替えも可能なんです。
意外と知られていませんが、ビニールクロスの塗替えをすると
環境保護などの面で、良い部分もあったりするんです。
一番大きなポイントは、塗り替えにより有害物質を抑える効果がある事。
なんです。
最近ではビニールクロス(接着剤)によるシックハウス症候群が問題視されていて
日本古来の施工に使われてきた「漆喰」「珪藻土」などが再注目されています。
ではなぜビニールクロス(接着剤)が身体によくないのか?
原材料となるのは「塩化ビニール」です。
塩化ビニールには「可塑剤」「防カビ剤」「発泡剤」などが含まれています。
その中でも「可塑剤」には「フタル酸ビエチルヘキミン」「フタル酸ジブチル」
などの発がん性物質が含まれていますし
ビニールクロスを貼る接着剤にはホルムアルデヒトも含まれています。
(現在は含まれる量はほぼなくなっています)
こうしたビニールクロスの問題を解決する一つの方法として
ビニールクロスの塗替えという方法があるのです。
それ以外にも様々優れた部分があります。
クロスというのは貼り替えをすると当然ですが剝したクロスは捨てることになります。
という事はゴミになってしまいます。
塗替えの場合は、今貼ってあるクロスの上に塗装しますので
ゴミは殆ど出ることはありません。
塗装というと、臭いが気になるとは思います。
塗料は水性で身体に負担もなく、嫌な匂いもほとんどありません。
塗毛をする最大の魅力は気軽に色を変えられることです。
汚れだけでなく毛様替え感覚で塗り替えることができます。
個人的ですがワタシの自宅はビニールクロスの壁は全て塗装済み。
季節が変わると気軽に色を変えて楽しんでいます。
![](https://painthonda.tokyo/wp-content/uploads/2021/04/1001.jpg)
![](https://painthonda.tokyo/wp-content/uploads/2021/04/1000.jpg)
左の写真が、塗装前の写真です。
新築してから8年ほど経過しています。
写真を見てわかるように、ビニールクロスが
「日焼け」や「汚れ」で茶色く変色してしまっています。
写真に写っている木部の色がダークブラウンなので、
塗り替える色を白に近い色で塗装しました。
右の塗装後の写真を見るとわかりますが、
さっぱりした仕上がりで、同じ照明で明るさも変わりました。
ビニールクロスの上に塗装をする事で、
クロスを貼った時の有害なボンドが抑えられたり、
照明の明るさを抑えられることで、節電になったりと利点が沢山あります。
クロスを貼るボンドに含まれる成分にアレルギーがある方は、
塗装をして、アレルギーを抑えることもあります。
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