エイジング塗装とは?

こんにちわ。
ホンダ塗装中の人「М」(@masamoa)です。

綺麗にするのも古くするのも塗装なんだね

今回は、塗り替え作業の中でも特殊な塗装の一つである「エイジング」
について解説していこうと思います。
ペンキ屋さんなら誰でもできるわけじゃないのでベールに包まれた作業ですw

エイジング塗装とは?

いきなり核心に迫る部分から入って行っちゃいます。

エイジング(Aging)

「Age」=年・年月 「ing」=進行・進行形
これで「年を重ねる事」ということになります。
化粧品などでは「アンチエイジング」という言葉をよく聞きます。
「anti」=反対・反対する 「aging」=年・年月を重ねる
という事で「老化を防ぐ」という意味になります。


美容では「年を重ねないようにする」のですが
塗装では「年を重ねたようにする」のが目的となります。
簡単に言うと「古臭くします」

ヨーロッパなどでは、「古い家=かっこいい」という考え方が主流で、
「いつかは石積みの古い家に住んでやる!」
という思いを持っている人も多くいるそうです。
エイジングというのは、特殊塗装の中の一つで、さまざまな塗装部分を意図して古く見せる塗装技術の事です。

皆さんが良く目にしているものでいうと、
遊園地やテーマパークなどで「レンガ」「岩」「壁」「扉」など。。。

ショッピングモールの店舗の内装などに使われています。
同時に「造形」も行なっている場合がほとんどなので、

目にする「レンガ」「岩」などは、作られたものの場合もあります。

例えば、外壁などの新品の羽目板を汚れや傷などが付いたように塗装をしたりして、長い年月で朽ちた感じに仕上げたりします。
施工する部分の年月のストーリーを考えて手間をかけて心を込めて
コツコツ施工して仕上げていきます。
通常の塗装が3工程だとすると、6工程、7工程とじっくり時間をかけます。
手間をかけ、塗り重ねることにより「風合い」を出していくのです。

施工事例を見てみよう!

※施工期間は面積ややりたいコトで大きく変わりますが2日~7日ほどが目安
※費用は4000円/㎡が目安ですが通常の塗装と合わせたりすることで変わります。
※エイジングと合わせて「造形」なども行うことが多いデス。

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