有限会社ホンダ塗装(東京都練馬区、代表取締役:本夛重成)は、約15年前(2011年頃)から現場で取り組んできた独自のエイジング塗装技法を、「SABYVAGE(サビベージ)」という名称で正式に体系化・ブランド化したことをお知らせいたします。
SABYVAGEは、サビ(SABY)とサルベージ(SALVAGE)を掛け合わせた造語で、
経年変化やエイジングの美しさを“救い出す”という発想から生まれました。
これまでホンダ塗装の現場で育まれてきた手法を、ひとつの理念として再定義したものです。
🔧 背景
ホンダ塗装では2010年代初頭より、現場で実際にサビや経年素材を扱う中で、
「劣化は欠点ではなく、時間が刻んだ模様である」という考え方に基づいた塗装を行ってきました。
当初は明確な名称を持たず、建築・家具・車両・アートなど様々な分野で個別に応用されてきましたが、
近年、環境や循環の観点から“再生・再価値化”の重要性が高まる中で、
この哲学と技術を体系化し「SABYVAGE」として名付けました。
🎨 SABYVAGEの特徴
- 触れるエイジング: 見た目だけでなく、指先で感じる「時間の質感」を再現。
- 時間を込める塗装: 対象物が歩んできたストーリーを想像し、
職人が一筆ごとに「時間を込めて」塗る。 - 現場発の技法: 特別な薬剤や機械を使わず、
普段使う水性塗料と道具で再現可能。 - 環境に優しい: 水性塗料を使用し、においが少なく安全。
これらの特徴によって、SABYVAGEは“塗って隠す”のではなく、“塗って語る”塗装を実現します。
まるで時間そのものを塗り込めたような、奥行きのある質感が生まれます。
🚗 施工事例・応用例
SABYVAGEは、車・バイク・自転車といった乗り物から、
金属製の箱・ケース・バッグ・インテリア小物まで、幅広い対象に施工可能です。
デザイン性と防錆性を両立し、「使い込んだ美しさ」を意図的に表現するアップサイクル技法として注目されています。







🌿 今後の展開
今後、ホンダ塗装ではSABYVAGEを建築・アート・空間デザインなどの分野へも展開予定です。
また、小物や身近な物にも施工し愛着を持って大切に使用する。という取り組み、鉄骨・木材・壁面への施工などを通じて、空間全体に“経年の物語”を取り入れる取り組みを進めていきます。
展示会や実演イベント、アーティストとのコラボレーションも計画しています。
今後も「時を塗る」という新しい塗装文化を発信していきます。
💬 代表コメント
「“塗装”は本来、守るために塗るものです。でも、”SABYVAGEは“語るために塗る”塗装。
劣化や時間を否定せず、そのままデザインとして活かす。
私たちは、“触れるエイジング”という新しい価値を、これからの現場に広げていきたい。現場にいるあらゆる職人の技術の高さを様々な人に知ってもらいたいという願いがあります。そして物を大切に使う、生まれ変わらせて大切にするという価値を広めていけたらと思っています。」
── 有限会社ホンダ塗装 代表取締役 本夛重成
🔗 関連ページ
▼ SABYVAGEの施工例・ビジュアルはこちら
👉 SABYVAGE 特設ページを見る
📩 お問い合わせ
有限会社ホンダ塗装(担当:ホンダ)
E-mail:contact@painthonda.tokyo
公式サイト:https://painthonda.tokyo/
コメント