北海道・弟子屈町で、牧場の想いを一枚の看板に。

~デザインから現地施工まで、一貫して手掛けたオリジナル看板制作~

今回は北海道・弟子屈町で、牧場の歴史と自然を一枚の看板に描いた制作の様子をご紹介します。

こんにちは。
有限会社ホンダ塗装です。

東京から約1,100キロ。

今回向かったのは、摩周湖や屈斜路湖で知られる北海道・弟子屈町(てしかがちょう)。
その雄大な自然の中に、新しい牧場のシンボルとなる看板を制作するために
ホンダ塗装は現地へ向かいました。

今回、北海道川上郡弟子屈町(てしかがちょう)にある株式会社RSF様よりご依頼をいただき、牧場の看板デザインから現地での手描き施工まで、一貫して担当させていただきました。

「弟子屈(てしかがちょう)」という地名を、初めて耳にしたという方も多いかもしれません。

弟子屈町は、北海道の東部、釧路から北に70キロほど北上した場所。
釧路市から車で1時間半ほど。
「摩周湖・屈斜路湖・アトサヌプリ・川湯温泉」などで知られる、
阿寒摩周国立公園の豊かな自然に囲まれた街です。

【今回の施工場所】
北海道川上郡弟子屈町(てしかがちょう)
・東京から約1,100キロ ・摩周湖まで車で15分 ・屈斜路湖まで車で15分 ・アトサヌプリのふもとに広がる酪農地帯

今回のご依頼は、単に会社名を表示する看板ではありません。

「この牧場らしさ」と「歴史」を表現した、

世界に一つだけのオリジナル看板を制作するプロジェクトでした。


ご依頼は5月。完成まで約2か月

ご依頼をいただいたのは5月初旬頃。

当たり前ですが現地は北海道、私たちは東京。

距離は離れていましたが、LINEを活用しながら何度も打ち合わせを重ね、デザインをブラッシュアップしていきました。

大まかなイメージをお伺いして
ざっくりとした案を提案して意見をうかがう。
そこから徐々に細かい部分をすり合わせていくという過程を経ました。

大切にした共通のポイントは
牧場の歴史や周囲の自然、これから先も長く愛されるデザイン

そのうえでシンプルになるよう細部まで意見を交わし、最終デザインが完成したのは6月末。

そして7月上旬、いよいよ北海道での施工を迎えました。


この土地だからこそのデザイン

株式会社RSFとは、

River Side Farm(リバーサイドファーム)

の頭文字。

牧場のすぐ横には、釧路川へとつながる「鐺別川(とうべつがわ)」が流れています。

そこでデザインには、その川の流れをモチーフとして取り入れました。

さらに、牧場からも望むことができる弟子屈町の象徴、

アトサヌプリ(硫黄山)

をシルエットとして配置。

会社名だけではなく、この土地の景色まで一枚に描いたデザインとなっています。


真っ白なキャンバスから始まる制作

今回制作した看板は、およそ3メートル四方。

鉄骨フレームへ板を取り付け、その上へ屋外用シートを施工した大型看板です。

通常ならこのシートに印刷されたデザインを貼り付けて完成です。

しかし今回は違います。
ここへ建築用の屋外水性塗料を使用し、一つひとつ手描きで仕上げていきます。

真っ白なシートをキャンバスに見立てて、一筆一筆、手書きで仕上げていきました。

まずは真っ白な看板へ当りとなるグリッドのポイントをチェックして、
デザインを正確に拡大しながら下描きを進めます。


約10時間、一日で描き切る

今回の施工時間は午前10時から午後7時まで。

途中休憩を挟みながらも、一日で完成させるため集中して作業を進めました。

約3メートル四方という大きなキャンバスでは、数センチのズレでも全体の印象が変わってしまいます。

離れて全体を確認し、また近づいて描く。

その繰り返しで、一筆一筆丁寧に仕上げていきました。

最後は透明のコーティングを施し、屋外でも長く美しさを保てる仕様になっています。


「裏面も描いてもらえませんか?」

表面の制作が進む中、現地で思いがけないご相談をいただきました。

「裏面も描いていただけますか?」

しかも、

「デザインはお任せします。」

というご依頼です。

もちろん事前デザインはありません。

その場で構想を考え、表面を描きながら裏面のデザインを決定することになりました。

まさにライブアート。

制作者としても非常にやりがいのある瞬間でした。

表を描きながら、
頭の中では裏面の構図を組み立てていく。
下書も完成図もない。
その場で考え、その場で描く。

まさに、ライブアートでした。


1902年から続く牧場の歴史を描く

裏面に描いたのは、この牧場がある開墾時の原風景です。

1902年。

初代がこの地へ開墾に入った時代をイメージし、

広い草原とサイロを中心に構成しました。

現在の牧場ではなく、

「始まりの景色と現代の景色の融合」

を静かに表現しています。

色使いを極力抑えて、モノクロームで描くことで、歴史や時間の流れを感じられる作品となりました。


翌日には牧場入口へ設置

当初の予定では完成した看板は様々な工程を経て数日後に設置されるようでした。
しかし、急ピッチで看板の基礎などを行い、壁画が完成した翌日。

株式会社RSF 中澤様と牧場スタッフの皆様が重機を使用し、牧場入口へ設置してくださいました。

自然豊かな北海道の風景の中に立つ看板は、制作していた倉庫内とはまったく違う表情を見せてくれました。


嬉しいご感想をいただきました

後日、中澤様より大変嬉しいお言葉をいただきました。

「想像以上の出来でした。

すぐに設置したくなり、寝る間も惜しんで設置しました。

近隣の方や知り合いからも評判が良く、本当に気に入っています。」

制作者として、これ以上嬉しい言葉はありません。

作品が完成した瞬間だけではなく、その後も地域の皆様に愛されていると伺い、大きな励みとなりました。


看板は、その会社の想いを伝えるもの

看板は、会社名を表示するためだけのものではありません。

その土地の景色。

歩んできた歴史。

会社の理念。

未来への想い。

そうした目には見えない価値まで伝えられるものだと私たちは考えています。

その現場に溶け込みなおかつ存在をアピールする。

今回の看板が自然に景色へ溶け込んだのは、

デザインだけではありません。

実際にその場所へ立ち、

空気を感じ、

山を見て、

川の流れを見て、

その土地の歴史を聞いた。

だからこそ描けた一枚なのだと思っています。

有限会社ホンダ塗装では、建築塗装だけでなく、今回のような

  • オリジナル看板デザイン
  • 手描き看板制作
  • サイン・ロゴデザイン
  • 屋外看板施工
  • 壁画制作

まで、一貫して対応しております。

「世界に一枚だけの看板を作りたい。」

「世界に一つだけの壁画でアピールしたい。」

そんな想いをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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